八剣神社 (はっけんじんじゃ)
通称     
主祭神  
      日本武尊(やまとたけるのみこと)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒501-6207 岐阜県羽島市足近町5丁目484番地
由緒由来  
当社は古くは尾張國に属し此の地足近郷は美濃國にて尾張國に通る道筋にして往古倭建命東夷御征討ありし時御帰道、尾張國尾張氏の女宮簀媛命の許に逗留し給ひし処、近江國伊吹山に荒神ありと聞き給ひ、此処に出でまして伊吹山に行き給う時、海東、海西、中島の三郡を経て、葉栗郡に入り給ふ。即ち現今社地南之川辺より舟にて渉り橋の根本に暫憩ひ給ひての御旧跡にて、此の郷を足近と称する因は、其の時御饌を賞でさせられ、「味食(あじか)」と詔り給ひてより伝られる。往昔は「阿遅迦」と書きたるは、古書に依り明らかなり。里伝に依れば往古御橘の古木の辺りに八剣宮と称へ奉りあると、天正三年竹ヶ鼻城主不破源太郎友綱命の御徳を称へ熱田別宮の御霊を勧請し、御境内を定め松を植えて帰依した。此の地山田代に諮り、社殿を御造営、爾来氏子は此の村の鎮護の神として崇敬来り、境内末社山神は思わぬ地方遠方より旅をする時藁草履を供へて行けば霊験ありとて、戦時には特別参詣多かりし。
祭礼情報