八幡神社 (はちまんじんじゃ)
通称     
さかもとじんじゃはちまんぐう
坂本神社八幡宮
主祭神  
      品陀別命(ほんだわけのみこと)
      帯中日子命(たらしなかひこのみこと)
摂末社祭神     
      大山祇大神(おおやまづみのおおかみ)
地図 map
住所        
〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林642番地
由緒由来  
大宝二年霊夢により創立すると云ふ。延喜式に掲げる百駅伝の内坂本駅は現在の坂本村千旦林(旧名千駄返。信州阿智駅と往来輸送頻繁であった為此の名出づ)及中津川町字駒場の地であって神名帳所載の恵奈郡三社の一坂本神社は蓋しこの駅頭に祭祀されたもので、此の八幡神社にあたる。恰も恵那神社、中川神社と鼎足の形状にあたる。大日本史に曰く「坂本神社按ずるに千旦林村坂本の地に有り。村中八幡社有り。蓋し此」と述べ、日本地理志料、美濃明細記、御坂越記、皆之と同じである。社内に木像十三体がある内九体は衣冠束帯。二体は烏帽子狩衣、僧形二体で、底部に「観応三年六月二日作像保譚」「観応三年九月檀那宗信」とある。御坂越記に曰く「社稜南向街道迄大門通りにて鳥居あり。東の方神主屋舗、西の方は大智山願成寺(別当天台宗)屋舗あり。普門院、大善院、五日坊、下の坊、仙福院、妙音庵、長善庵、政竹、右八カ所は今田地の字名にあり。」云々又曰く「遠山氏繁昌の節迄は山城國男山の宮殿に模して結構善美荘厳なりしが、天正二年阿寺落城の時、坊社焦土となり、神領没収せられて神主社僧逃走し、殿舎破壊して今は本社一宇残れり。神名帳美濃國恵奈郡三座の内坂本神社は此の社なり」
文化財 木像狛犬一対
祭礼情報   公式HP url
10月第1日曜