浅間神社 (せんげんじんじゃ)
通称     
主祭神  
      木花之佐久夜毘売命(このはなさくやびめのみこと)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒509-0234 岐阜県可児市久々利柿下入会1番地
由緒由来  
当社は、秀麗な山容なる美濃富士とも呼ばれる可児市で一番高い標高372米の浅間山山頂に鎮座し、醍醐天皇の延喜5年(905)に作られたという「国内神名帳」の正六位高山明神にあたることから、当地方の最古社であることが知られます。久々利9代目の殿様千村仲雄(1785-1846)の著者美濃国泳宮考にも万葉の歌の中の奥十山は「かの浅間の神を祭れる山を奥十山と定む。此れいたく高からねど嶺上に森ありて東西よりよく見え歌にもよみ合わすべき山なり。」と記され、深く里人に親しまれてきました。御祭神の木花之佐久夜毘売命は艶麗比類なしといわれた女神で火難を除け、安産を守り小児の育成を加護するなど、霊験あらたかな神として崇められている。例祭は陰暦6月1日であったが、今日では7月1日に近い日曜日に行なわれ、当日は左鎌を献して恩頼を謝す。昭和34年の伊勢湾台風の被害甚大にて、昭和60年に御本殿を修復し、御拝殿の再建、境内、参道の整備が行なわれた。遠近より参拝者多く、祈願を篭むる者後をたたない。創祀未詳なれども、国内神名帳正六位高山神なるよし。此の山名を古来奥磯山又、富士峰高峰浅間山とも云ふ。又里俗常に御高峰様と称す。久々利の東南に聳えたる高山なり。往古景行天皇行幸の時三野の國の高北なる八十一隣の宮に云々とあり、高とは此の高山をさして云ひ高山の北なる八十一隣の宮と続け給へるなり。以下略。
祭礼情報  
7月1日近い日曜日