今尾神社 (いまおじんじゃ)
通称     
主祭神  
      豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)
摂末社祭神     
      天津大神(あまつおおかみ)
地図 map
住所        
〒503-0321 岐阜県海津市平田町今尾3055番地の8
由緒由来  
慶長19年申9月16日伊勢外宮より五穀の祖神として豊受姫大神を勧請し創建され、また往古より伊勢外宮領とされ3石の年中御饌供料を奉献し、御師松尾太夫、丹蔵太夫には約二百石余の給分が定められていた。明治維新後毎年正月外宮に神楽料が奉納される。鯰池には、古来当地方の産土神として天神神社が祀られていた。その創立由緒とも詳らかでないが、明治に至り近郷10ヶ村の総社として郷社に列した。明治29年の大洪水に、社殿社地流失のため昭和になり氏子の願いにより合祀の上社殿改築。昭和37年10月豊受姫大神御勧請三百五十年祭を斎行した。神徳極めて顕著にして、尾張藩主が南濃沃野の五穀豊穰祈願の為に建立された由緒もあり、元和五年附家老、竹腰山城守3万石を以て今尾城主となるや代々嵩敬の誠をつくし、尾張藩主徳川家よりも、安産の祈願、病気平癒の祈願、或は御家継御奉告のこと等、御代参もあり、文政年間の記録には「御奉納御附品之事」など多く書きのこされ、山車四輌、船山二輌、獅子車一輌等優美を誇るものがあったが、再度の今尾大火で焼失、又度々の水害で多くの古文書が散逸した。元日祭には、昔から縁起を祝って、鴨雑煮を供える。夏の祭事 輪くぐりと行燈祭り。絵行燈が百余献燈され、青田風鎮祭が行われる。秋の祭事 十月十八日が例祭。前夜忌火焚き湯立ての清祓と共に招魂の行事が催され、当日には御輿二基が御旅所(秋葉神社)に御神幸。神賑として打囃子の太鼓山や恵比須山、手踊山などが引き出される。境内社今尾護國神社昭和6年創建、旧今尾町の氏子崇敬者関係の国難に殉ぜる英霊を祀る。平田神社薩摩義士の遺跡の大榑川は境外を流れ、平田靱負公は神社の対岸で自刀。義士の霊を祀る。
祭礼情報  
2月11日